潜伏期間

サルモネラ菌の潜伏期間は、8~48時間といわれていますが、私のしる限りだとインフルエンザのように24時間以内に症状がでているとおもいます。

サルモネラ菌とはどんな菌?

サルモネラ菌とはグラム陰性で腸内細菌科のサルモネラ属に属する細菌です。人や動物の腸の中に生息しています。※食中毒の代表格であるカンピロバクター菌もグラム陰性ですね。

サルモネラ菌怖い

菌の種類はとても多く2000種類ほどあると言われていますが、主に被害を起こす種類にはチフス性サルモネラや食中毒性サルモネラという菌が原因となっています。

サルモネラ菌は大きさ0.5×2μm、形は棒状で周毛性鞭毛がありそれにより動き回ります。
熱や酸に弱く乾燥や低温に強い為、冷凍保存された食品の中でも生き続けることができます。

卵など食品から人に感染し消化管に感染します。しかし血液を通って他の部位にも感染し、症状が重篤化する場合もあるのでとても危険な感染症です。

通常であれば胃酸が充分機能しているため、少量のサルモネラ菌であれば感染はしないと言われています。
しかし幼児期や高齢期など胃酸機能が弱っている時期や、体調不良などにより抵抗力が弱まっている時など感染しやすくなり感染する場合があります。







感染原因、感染力

サルモネラ菌の感染原因となる食品は牛、豚、鶏、卵などです。
なかでも卵は感染原因として1番多く挙げられる食品で、常温で放置された卵やわるくなった卵を生食した際などサルモネラ菌に感染してしまう危険性があります。
その他の感染原因としてはペットの糞からも感染する可能性があります。

卵からひよこ

ペットの糞を処理する際にも処理し終わった後の手洗いやその場所周囲の消毒など心がけなければなりません。
サルモネラ菌は感染力はさほど強くなく、予防対策をしっかりすれば感染予防できます。

しかし逆に予防対策をしっかりしていないと感染する可能性は十分にあり危険だということに変わりはないので普段から予防策をしっかりしておかなければなりません。